2016年 ぶどうの摘み取り体験 (10月15 / 22日)

ビールに比べ、ワインにまつわる話題はとても豊富です。古代ギリシャの神話に登場するディオニッソス神がワインをつくったとされ、盛大で放埓に及ぶようななワイン祭りはときには禁止されるほどの熱狂をもって祝われました。古代ローマ時代には神の名がバッカスと変わり、バッカナリアというワイン祭りも盛んでした。2000年前にローマ人がドイツ地方にもたらしたワインづくりは、まずモーゼル地方で行われ、現在当時の遺跡が多く残る世界遺産の町トリーァで大量に貯蔵され、毎日2リットルのワインが兵士たちに配給されたといいます。

風光明美な観光名所モーゼル河畔でブドウやワイン、さらにそれらにまつわる歴史やさまざまな話題に興味がおありの方々にお知らせです。

「モーゼル観光ワイン体験ガイド」という公認資格をもつガイドが、みなさまにモーゼルの素晴らしさをぜひ味わっていただきたく、毎年以下の企画を開催しており、大変好評をいただいております。







【 モーゼルワインのぶどう摘み取り体験 2016・10月15/22日(いずれも土) 】


摘み取り体験のできるブドウ畑はナポレオンに関わる逸話があり、2000年前にローマ人がドイツに伝えたブドウ栽培とワインづくり、そして19世紀初めのナポレオンなど、景観の豊かさだけでなく、ヨーロッパの歴史を動かした人物に関わる重厚な歴史の豊かさも秘めているのがモーゼルです。古代ローマ人は遠いアルプス以北に住みつき、独自の神々をつくりだして信仰していました。モーゼル地方では、ローマ人にとってバッカスはお酒を飲む人、つまり消費者の神でしたが、ブドウを栽培し、ワインを醸造する生産者にとってスツェルスという神をも信仰していました。




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10月15日 および 22日 (土)が摘み取りの日です。
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当日の予定:

11:00 ごろから摘み取り

摘み取り後は醸造蔵見学とワインの試飲
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親戚、友人、知人をお誘いのうえ、多くの方々のご参加をお待ちしています。

10月末まではモーゼル地方は観光シーズン、その最後の週末ということで、多くの観光客が訪れることが予想されます。特にホテルのご予約は早めに済ませることをお勧めします。実際、例年のことですが、摘み取りに参加したかった方々の中で、満杯のためホテルの予約ができなかった人がいますので、ご注意ください。

摘み取り日前後の旅行予定については、ご相談を承ります。
私の時間の許す限り、同行してガイドもできますので、ご遠慮なくお問い合わせください。

最後になりましたが、摘み取り体験は残念ながら無料というわけにはいかず、申し訳ありませんが、参加費大人一人あたり

40 ユーロ / 子ども 6歳以上 20 ユーロ

がかかります。

体験参加および摘み取り日前後の観光予定はブドウ畑の賃貸オーナー(摘み取り参加は無料)が優先されます。


過去の摘み取り日から ・・・



Weinberg:ブドウ畑の広がるモーゼル河畔
30万年前の地殻変動で、それまで蛇行していたモーゼル川が真っすぐに流れるようになったため、干上がった湾曲部の川床の斜面にブドウ畑が広がっています。






Mittagstisch:ブドウ畑での昼食
ワイナリーオーナー夫人の手づくり煮込み料理、毎年の楽しみです。

Weinprobe:試飲
摘み取りの後はワインの試飲大会。オーストリアから来たレストラン関係の買い付け人グループの隣りのテーブルで、辛口から蜂蜜のように甘~いデザート用「アイスワイン」までをじゅうぶんに堪能! 子どもたちにはワイナリー産ブドウジュース。カメラマンがいかに飲んでいたか、よくわかるようなブレ写真ですね~♪ (いちばん右が私です)

Zeppelin: 飛行船「ツェペリン号」
試飲の後は新鮮な空気を求めて村の散歩。飛行船ツェッペリン号が1929年に初めて世界一周旅行をしたとき、機上の食事に添えられたワインが、現在みなさまが摘み取り体験できる畑のある村の特産品だったことを記念する壁絵(村の大通り)。おかげでこの村のワインは当時世界中で知られるようになったとか。この飛行船は日本にも立ち寄ったので、当時の日本人もナポレオンゆかりのワインを珍しげに味わったかもしれませんね。
(このように、さまざまな歴史が織り成すモーゼルです)