切手で知るドイツ 2010 12月号

クナップシャフト創設750周年
750 Jahre Knappschaft

世界最古の保険として、クナップシャフトはドイツおよびヨーロッパの社会福祉システムに大きな影響を与えてきた。鉱山採掘の危険に福祉的に備えるため、1260年、ヒルデスハイム(ハノーファー南東約30km)の司教ヨハン フォン ブラーケルⅠ世は、ゴスラー(同約80km)にあるランメルツベルク聖ヨハンニス教団に対し、坑夫および遺族のための保護を約束した。これにより、年金・健康保険、遺族年金、年金方式、社会補償義務、従業員および雇用主共同の掛け金支払い、さらに社会福祉自治などの基礎が置かれることになった。
ドイツの石炭採掘がもうほとんど行われていない現在は、クナップシャフト機関は海運および鉄道関係就労者の社会保険管理、さらにミニジョブセンターとして、月額400ユーロ以下の低額就労者の管理(被保険者170万人)を主な任務としている。ランメルツベルク鉱山はユネスコ遺産に指定されており、観光見学ができる。
145セント)


ドイツの鉄道175年
175 Jahre Eisenbahn in Deutschland

183512日に蒸気機関車「アドラー」号が処女走行を行ったとき、数千人の観衆が歓声をもって新しい交通時代を祝った。アドラー号はニュルンベルクからフュルトへ走り、200人の乗客を乗せ、時速は35kmだった。以来175年を経た現在、ドイツは世界で最も鉄道網が発達し、さまざまな列車サービスに富んだ国に属している。全国7000kmの鉄路を、乗客や貨物を乗せて毎日9000本の列車が走っている。鉄道はエネルギー効率に富み、環境に優しい交通手段であり、交通需要の増加と環境保護を適切にマッチさせることができる。
55セント)


クリスマス切手
Weihnachten 2010

ドイツ民間社会福祉事業団連盟(本部ボン)に属するつの団体 * のための寄付金つき記念切手。
今年のモチーフはキリスト誕生の情景を人形で表す伝統的な「クリッペ」で、ミュンヒェンのドームのもの。ミュンヒェンにはすでに1590年頃にリープフラウエン教会にアルプス以北ではまだ珍しかったクリッペがあったが、町の教区は1900年に新しいものを買い入れ、それが現在の人形群の基盤となった。
45+20=「マリアとキリスト」、55+25=「賢人の祈り」


* 労働者福祉事業団 Arbeiterwohlfahrt,ディアコニー事業団 Diakonisches Werkプロテスタント教会,カリタス連盟 Karitasverbandカトリック教会, キリスト教諸宗派福祉連盟 Paritätische Wohlfahrsverband, 赤十字 Rotes Kreuz, ユダヤ人中央福祉事業部 Zentrale Wohlfahrtsstelle der Juden の6団体。