表紙によせて 2011年12月号

201112月号No.215

テューリンゲン州の州都エアフルトのクリスマス市では、ドーム教会前の広場に立つ高いクリスマスピラミッドが訪問客を迎えます。1379年にドイツで最初に設立許可を得た大学ではルターが哲学を学び、このドームにも通ったことでしょう。805年にカール大帝がエアフルトをフランク王国の東方国境商業・交易都市に指定、中世にはドームが1000年以上の長きにわたりマインツ大司教の支配下に置かれ、近年では1970年に初めての東西ドイツ巨頭会談が開かれ、ブラント首相と東独政府のシュトーフ副書記が会うなど、歴史的に東西の接点となってきました。ドイツの地理的中央点からわずか50kmにあり、まさにドイツ中央都市といえる町です。戦争の被害が少なく、3平方キロに広がる旧市街、庭園技術と植物品種開発で知られるエガパーク公園が観光として魅力的です。

Foto: Stadt Erfurt Kulturdirektion