切手で知るドイツ 2011年 3月号

シリーズ・ユネスコ世界文化遺産レーゲンスブルク旧市街 / 「奈良・薬師寺」
Serie „Weltkurlturerbe der UNESCO“ Altstadt Regensburg / Alte Stadt Nara, Yakushi-ji


日独交流150周年を記念する両国共同発行の記念切手種。日本のモチーフは奈良の薬師寺、ドイツのモチーフはレーゲンスブルク旧市街。約2000年前にローマ軍によって建設されたドナウ河畔のレーゲンスブルクと、世紀末に天武天皇によって建設された薬師寺は両国を代表するユネスコ文化遺産のひとつである。
75/55セント)


フランツ リスト生誕200
200. Geburtstag Franz Liszt

18111022日にハンガリーのソプロン近郊ライディング(現在はオーストリア)で生まれたリストは、音楽史で最大のピアノ演奏者で作曲家として知られる。1848年以降ヴァイマーで宮廷音楽監督として活躍し、私的にはロシア・ポーランド系の侯爵夫人と恋愛関係にあった。当時は音楽界に受け入れられなかったヴァークナーのオペラを擁護した。1860年代にはローマで教会音楽を作曲した。1869年から晩年までローマ、ヴァイマー、ブダペストを頻繁に行き来し、音楽芸術家として充実した活動を展開した。リストは188631日にバイロイトでヴァークナー音楽祭の開催中に亡くなった。
55セント)


ヴェッラ渓谷の2城眺望
Zweiburgenblick im Werratal

カッセルの東方約25km、ヴィッツェンハウゼン郊外のヴェッラ河畔にあるヴェルレスハウゼン町の山上に建つルートヴィヒシュタイン城と、川を挟んでその北東約kmにあるハンシュタイ城址の眺めは、画家やアマチュアカメラマンたちが好んでモチーフに選ぶ風景だ。ドイツ統一まではハンシュタイ城址の山下は東ドイツの国境だったので、至近の距離にあるふたつの城は分離の象徴でもあった。現在ではヘッセン州とテューリンゲン州を結ぶ眺望として、多くの観光客が訪れる。2015年には歴史的な600年記念を迎えるルートヴィヒシュタイン城は、現在ユースホステルとなっている。
90セント)


女子サッカー・ワールドカップ
Fußball-WM der Frauen

今年はドイツで初めての女子サッカー世界大会(1991月年以来第回目)が開かれ、26日にフランクフルトで開会式が催される。17日まで、グループ16ヵ国の代表チームが優勝カップを争う。ドイツチームはこれまで回の優勝をおさめ(2003・2007)、欧州大会では回もチャンピオンになっているという強豪。ドイツのAグループにはカナダ、ナイジェリア、フランスが入り、日本も参加してBグループでニュージランド、メキシコ、イギリスと対戦する。勝ち抜きトーナメントでドイツx日本戦が実現すれば、まさに日独交流150周年にふさわしく、すばらしいスポーツ友好の日となるだろう。
女子サッカーの切手は、さらに別の枚の記念切手と共に、スポーツ振興のための寄付金つき。
4520/5525セント)